俺は虐待されていた。 ガキの頃からずっと――――――――――――――― 「おい隼人、こっちこい」 俺はいつもそう呼ばれ、親父のもとへむかった。 そしていつも、殴られた。 毎日毎日、呼ばれては殴られの繰り返し。 おふくろからは毎日こういわれた。 「あんたみたいな子、生まなければよかった」 と。 小1になると親父からの暴力がエスカレートした。 たばこの火を背中に押し付けられたり、カッターナイフを持ってきては俺の腕を切っていた。