【完】純白の花に、口づけを。




「んな可愛い反応すんなよ」



「なっ、可愛いとか言わないでよ……」



「かわいい」



「っ……」



依千花の頬が、かあっと赤くなる。



んとに、見てて飽きねーし可愛い。



「顔上げて、依千花」



依千花がゆっくり顔を上げたのを見て、唇をふわりと重ねた。



頬を撫でていた手を、後頭部に滑らせて。



「ん…」



何度も口づけてると、離れるのが惜しい。




息苦しそうな依千花をようやく解放してやれば、瞳を潤ませた。



あ、やべ。その顔すげー可愛い。



「…、眠い。和架、寝よ?」



甘え方…っ。



そんな風に言われると、断れるわけなくて(依千花ならこの言い方じゃなくても断れねーけど)。



「ん、寝るか」



お互い、抱きしめあって。



ゆっくり眠りにつく。