「むさ苦しいだろ」 「女の子だったら良いわけ?」 「……余計いらねぇ」 「ま、和架は姉貴にベタ惚れだからどれだけ迫られても、受け付けないでしょ」 「さぁな」 「ま、いーや。早く行こ」 朝飯を食い終わってから、部屋の中にあるノートパソコンを開ける。 瑞希は瑞希で、彼女に連絡でもしてるんだろう。 千花の女友達の、妹らしいけど俺は興味ねーし。 「……ん」 スマホが着信を知らせて、画面を確認すると『佐渡 亜希(サワタリ アキ)』と表示されていた。