【完】純白の花に、口づけを。




「ん……、」



──今、何時?



時計を見れば、6時。



外が少し暗いから、夕方の6時だろう。



体を起こして、ぐっと伸びをする。



よく寝たからか、熱は下がったはずだ。



体もラクだし。



喉渇いたな……。



ベットから抜け出して、リビングへと歩いていく。




扉をカチャリと開けると。



「……?」



ソファに、寄りかかる千花。



どうやら、寝てるらしい。



そして。



「っ、」



こんなので妬くなんて、俺も心狭すぎると思うけど。



何があったのか、千花に抱きしめられて瑞希がスヤスヤと眠っていた。



そして、ふたりから少し離れたところで眠る泉。