【完】純白の花に、口づけを。




「服、捲っていい?」



「……変態」



「ちげーよ。付けてほしいんだろ?」



千花はくすくす笑って、俺の首に腕を巻き付ける。



「冗談よ。好きにして」



そう言った千花の服を捲って、すぐさま後悔。



いや、予想はしてたけどな。



目に毒って、絶対この事だ。




「どうしたの?ふふ、実際に見たらキスで我慢できなくなっちゃった?」



「そうじゃねーけど……」



俺だから、抵抗ねーんだと思うけど。



つーか、そうじゃねーと困るけど。



考えても仕方ねぇから、この間つけたのと同じ場所に吸いついて痕を残す。



「ん……別に、いっぱいつけてくれてもいいけど……」



「誘ってんじゃねーよ」



チッと舌打ちしたくなるのを抑えて、服を元に戻す。