「えぇ~!そんなの嫌!!


だって、死ぬんだよ!?


そりゃ、生き返られるけど!!


でも、一回死ぬとか………何か嫌じゃない!?」




うん…。


確かに、それは嫌だ。


きっと、痛いだろうし……。


無いとは思うけど、大北君みたいに殺されたら………………。




うぅ…。


考えただけでも、嫌過ぎる!!!!




だからって、また変なヒント出されて、一週間経ってもニセモノが見つからなかったら、皆殺されちゃう訳だけど…。




はぁ…。




そうため息を吐いた時、キィ、と扉が開いた。


そこには、勝本君と倉木君と松坂君、そしてさっき死んだはずの大北君がいた。




「大北君!良かった、生き返れたんだね」




私は大北君にそう言った。




「まぁ……なんとか……今でもちょっと、両肩と足の付け根と、首が痛いけどね……」




と、大北君は笑って言った。