それから、私達はその部屋から一番近くにあった部屋を調べ始めた。


調べている間は、手と目以外は暇だ。




「矢神っち…」




樹里が、細々と話し出した。




「ん?」


「何で……こんな事になっちゃったんだろうね……。


変なゲームさせられて、四人も死んで……。


なのにさぁ……私、全く悲しくないんだ…………」


「「えっ……」」




私の声と、綾の声が重なった。


綾も、きっと驚いたのだろう…。




樹里……悲しくないって……………?


どういう事…。




「私にも、よく分かんないんだけど…。


あ、死んだ…位にしか、思えないんだ………。


どうしてだろう…」




そんな事言われても…樹里にも分からないんじゃあ、私達に分かる訳がない。




そんな話をしながらも、私達はぬいぐるみを探す。