…。




「きゃあああああああああああああああああ!!」




その叫び声で、私達は目を覚ました。




この声は………綾……?




「なっ、やめろ!!」




そして、この声は……勝本君。




どうして、この二人の声が…。


一体何が……。




それを確認する為に目を開くと、そこには血まみれのナイフを持った……。


林だった。




「ひひっ……」




林は、気持ち悪い笑みを浮かべている。




な……!?




「林……ど、どうした……!?」




林の友達である松下が、林に向かっていく。




「来るなっ!!」




松下にナイフを向け、そう叫ぶ林。