綾が…?


何で……?




「ちょっと、セーブポイント見つけたの、自分一人の手柄みたいにさぁ……」


「でも…実際、綾があの人形を見つけたんでしょう?」


「そうだけど……」


「樹里……綾の事が、嫌いなの……?」




えっ!?という顔をする樹里。




「だって…樹里、クラスの皆で肝試しするって言ってたのに、綾は誘ってなかったし…」


「……別に、何でもないよ」




樹里のその言葉で、私達の会話は途切れた。


ちょうど、大広間に着いた頃だった。




「ここが大広間かぁ~」


「仕方ないけど、雑魚寝だね」




芽衣ちゃんと朱里がちょっと暢気に会話する。




「じゃあ、見張りを大体、五人位付けよう。


一人は、俺がやるよ」




勝本君が、そう言った瞬間、




「わ、私もっ!」




と、綾が手を挙げた。