「おう、セーブポイントは確かに見つけたぜ。


だけどよ、俺がセーブしようとした途端、ここに来させられた」


「俺もだ」




嗚呼……そうか…。


戸川さんが死んだ時、確か皆が一斉にここに集まらされたから…。




「佐伯も同じか?」




勝本君が、芽衣ちゃんに問い掛ける。




「う、うん……そうだよ」




芽衣ちゃんが、遠慮がちに答えた。




「まあ、とにかくよ、俺達早くセーブしたいんだよ」


「嗚呼、ごめん。


ここから一番近いセーブポイントは……」


「あ、多分…私達が見つけた部屋だと思うよ……」




綾が、そう言った。


顔を赤くして……多分、あんまり人と積極的に話したりしない綾だから、


ちょっと緊張しているんだと思う。




「おお、じゃあ伊村、案内してくれ」


「うん……こっちだよ」




そう言って、綾が先頭を歩く。