「み、美乃利……?」




立岡さんが、恐る恐る動かなくなった彼女の体を揺さ振る。


何の反応もない。




「死んだ……?」




誰かが、そう呟いた。




「そんな…………」


「だけど……戸川はニセモノじゃなかったんだろ!?


だったら、大丈夫なんじゃないのか!?」




倉木君が、そう言った。




そうだ、飯田さんはゲームオーバーだけど、


戸川さんはニセモノと勘違いされて殺された。


ルールの通りだったら、戸川さんがセーブしてたら、戸川さんは死なずに済むんだ!




だったら…。




「いえ、無理です。


戸川沙耶は…セーブを一度もしていません」


「そんな……!?」


「お、お前ら人形見つけてなかったのかよっ!」




倉木君が、立岡さん達に向かって言う。