「馬鹿な事言わないでよっ!


私は、ホンモノよ!?」


「おねえさんは、ニセモノよ」




今度は、真剣に、抑揚もなく、低い声で"とうか"は言った。


が、すぐにコロッと元の可愛い笑顔になった。




「おねえさんは、ニセモノなの!




だって、人が一しゅうかんもなにもたべたりのんだりしていないんだよ?




ふつうなら、こうやって


ふつうに立ったりあるいたりしゃべったり、できるかなあ?




とうか、びょういんにはなんかいもいったことがあるから、


わかるよ。




えいようしっちょう?だったかな?


になったら、からだ、フラフラになっちゃうんだよ?


でもおねえさん、ピンピンしてるよね?




まあ、さっきのおにいさんがおそとに出ちゃって、


ばくはつしちゃったのがなによりも


おねえさんがニセモノだっていう"しょうこ"だよね?」