【とうかのにっき】




表示には子供が書いたような拙い文字。




「どうしたの、矢神さん」




堀江さんが近づいて来る。




「なんか……日記みたいなんだけど……。


うへぇ……埃っぽい…………」


「中身は…?」


「……見てみようか?」




堀江さんにそう訊く。


すると、彼女は、ゆっくりと、小さく、コクリと頷いた。




堀江さんがそう言うなら…。




という気持ちで、私は日記を恐る恐る捲る。