その途中だった。




「矢神!堀江!」




と、私達を呼ぶ声がした。


勝本君達だ。


彼らは、私達に駆け寄って来る。


そして、




「ヒント、見つけた!」




と言った。




「ほ、本当に!?」


「嗚呼、さっき、寝室みたいなところで見つけた」




息を切らしながら、倉本君が言う。




「で、ぬいぐみは……ヒントはなんて!?」


「『ニセモノは、髪が長い』だとよ」




私の問いに答えたのは、大北君だった。




髪が長い…。