もう全ての部屋を調べているはずだが、それでもぬいぐるみはもうないという確証はない。


なので、私達は片っ端からもう一度調べなおす。


私と堀江さんは、まずは玄関の辺りを調べる事となった。




床も、壁も、天井も、隅から隅まで調べ尽くす。




黙々と作業は進んでいく。




もう笑って、適当に調べる事なんか許されない。


ただ、私のいる空間には静寂が包み込んでいた。




しかし、どこを探してもぬいぐるみは見つからない。




「ここは……もうないのかもね」


「仕方ない、次はトイレに行こう」




そして、私達はトイレへ向かった。