と、訊いてもいない事をベラベラと噛まずに喋る喋る。


その様子を間近で見ていた加藤さんは、ずっと眉間に皺を寄せていた。




「田中蒼、ゲームオーバーです」


「あははははははははっははははははははははっはははははははっはっは」


「田中蒼を、殺処分します」


「はははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは」




高らかに笑う蒼君。


その様子は、立岡さんの時よりも、もっと不気味で、もっと気持ち悪いものだった。




そして、田中君は笑ったまま死んだ。




誰も、言葉が出なかった。




そんな時にだ。




「んっ、あれっ!?ここは……私、死んだはずじゃ………えっえ?」




と、戸惑う川村さんがいた。


良かった、セーブしていたから、生き返ったんだ。




「千恵っ、大丈夫だった!?」


「う、うん。何とか平気だよ」




川村さんに抱きつく加藤さん。