「あ、矢神っち~!」




私をそう呼んだのは、樹里だった。




「今日は来てくれてありがとー!


もうそろそろ十二時になるね」


「え?」




私は、携帯の画面を開く。


すると、そこには「23:56」という文字。


あと四分じゃん。




「皆、もう来てるの?」


「ううん、後男子何人かが来てないな~」


「誰?」


「倉木と~大北君と~、勝本君」


「えっ」




勝本君、来てないの!?


そんなぁ~…私、勝本君が来るって聞いたから、今日来たのにぃ~!!




「勝本君、来てないんだ…」




綾が、ぼそっと呟いた。