『私、全く悲しくないんだ…………』


『あ、死んだ…位にしか、思えないんだ………』




確かに、樹里はそう言っていた…………。




本当だ……そう考えれば、当てはまっている………!!


樹里も綾も、全てのヒントに当てはまっている…!!!!




「ははは………何それ、笑えないよ」


「とか言いながら、樹里ちゃん、笑っているじゃない」




友達である、親友である樹里と綾が、お互いに銃口を向けながら笑っている。


何て奇妙な状況なのだろう………。


私と堀江さんは、それを黙って見る事しか出来ない。




「でも、私は綾がニセモノである事を賭けて、この引き金を引くよ」


「じゃあ、私は樹里ちゃんがニセモノな事に賭けるね」




お互い、不気味に笑い合う。


そして…。




「バイバイ、ニセモノの綾」


「さようなら、ニセモノの樹里ちゃん」




バンッ!バンッ!!