確かに、そう言われればそうだ…。


綾が調子を乗っていたように感じたのは、綾が勝本君にアピールしている時だった。


何故、勝本君にアピールする必要がある?


それは……綾が勝本君の事が好きだから…。




そう思えば、納得がいく。




「そして二つ目のヒントの『ニセモノは、視力が悪い』。


これは言うまでもないね。


綾は眼鏡だから。




で、三つ目のヒント…『ニセモノは、今回の肝試しに本当は参加したくなかった』。


これは、私が綾を肝試しに誘うつもりがなかった……だから、私が綾を避けようとしていた事が、綾には何となく分かったんじゃない?


ていう事は、きっと今回の肝試し……綾は来にくかったでしょうね。




四つ目のヒント『ニセモノは、女子』。


これも言うまでもないね、綾は女の子だから。




そして、今回のヒント…『ニセモノは、今まで人が死んでも大して悲しまずにいる』。


綾、今まで誰が死んでも、一切涙を流さなかった。


きっと、悲しくなかったのでしょう?




ほらね、そう考えていくと、綾は全てのヒントに当てはまっている」