堀江さんと綾は、淡々と作業的にトイレを調べているのに……樹里と来たら………はぁ………。


もう、ゲームが始まって三日が経つ。


あと、四日とちょっとしかないじゃん………。


携帯を見れば「15:21」の文字。




「今頃、屋敷の外はどうなっているんだろう………。


私達がいなくなった訳じゃん?」




確かに……樹里が言っている事に、私も疑問に思っていた。




三十四人、クラスメイト全員がこの屋敷にやって来た。


それを目撃している人は、沢山いると思う。


じゃあ、何でこの屋敷に、誰も調べに来ないのか?


警察や、先生や、親が……何故ここに来ないのか?




やっぱり、謎だ。




「ゲームしている間は、この屋敷には入れないのかな……?


よく分からないなぁ………。


堀江さん、何か分からない?」


「えぇ、私……!?


こんな風にゲームをした事はないから………ごめん、よく分からない」




うん……まあ、そうだよね。


誰も分かる訳、ないよね………。


分かる人がいるとすれば、きっと、私達にこのゲームをさせた人物だけだ。