「ふぅん………」




樹里が、そう適当に返事をして、私達の会話は終わった。




樹里にはあんな風に言ったけど、やっぱり綾……ちょっとおかしいと思う。


いつもは、あんなに気合を入れたファッションじゃないし、髪の毛もお下げで、ちょっとダサイ感じなのに………。


それに、ちょっと調子に乗っているようにも感じられる。




………もしかして…………、




綾が…ニセモノ………?




そんな考えが、頭を過ぎった。


だけど、私は頭を横に振った。




そんなはずない。


だって、あの綾だよ?




それに、きっとホンモノとニセモノがすりかえられたのは、最初に肝試しでこの屋敷に入って、眠ってしまった時だろう。


そう考えるなら、綾のファッションセンスがどうとか、そんなのは関係ない。




それに、ただ私がこの奇妙なゲームをさせられて、綾に嫌な気持ちをぶつけているだけかもしれない。