保育士は超アイドル!〜恋していいですか?〜

「思う」


そう言って花畑 蜜は優しく笑う。


「花畑先生って、モテるでしょ?」


聞きたい事が自然に口から出る。
不思議。
朝の、この爽やかな空気がそうさせているのか。


「全然。モテないですね。彼女もいないし」


「彼女いないの!?」


思わず柚の声が裏返る。
こんなにイケメンなのに?
別れたばっかりとか?
どっちにしろ嬉しい答えに柚の胸は踊る。


「欲しいんだけどなぁ。なかなか。 事務所に禁止されてるし」


「事務所?」


柚が怪訝そうに聞く。
花畑 蜜の顔は一瞬引きつったように見えた。


「社務所……」


「社務所?」


「そう!社務所にお守りをもらいに行こうかと思って。恋愛成就の」


明らかに焦りながら言っているのが分かる。
が、柚はそこまで感じなかった。


「社務所って。普通は神社にって言わない?やっぱり花畑先生はちょっと変わってるわね」