保育士は超アイドル!〜恋していいですか?〜

痛い所を突かれた。
自分が勝手だという事は分かっていたつもりだ。
だが、風人に『言葉』として改めて突き付けられるとそれは鋭い刃となって蓮の心を貫いた。


「よく考えろ。この事はオレ以外知らない」


見つめ合う二人の視線はぶつかり合ったまま、いつその先が爆発するか分からないほど熱を帯びている。


「オレには、今、蓮が何を考えているのか分からない。一体、何がしたいんだよ。蓮の一番は何なんだよ。保育園で助手みたいな事やって、それがやりたかった事なのか?みんなに嘘ついてまでやる事なのか?よく考えろ」


そう言い残すと風人は車を降りた。


風人は頭がいい。
そして周りをよく見ている。
今日の事も本当に誰にも言ってないし、今の段階で言うつもりもないのだろう。
全ては蓮が答えを出して決める事なのだ。
早急に。