「保育園」
風人が低い声で呟いた。
よく聞き取れなかった月川が『えっ?』と聞き返す。
風人は視線を外から蓮にゆっくり移して、はっきりと聞き取り易くもう一度言った。
「よつば、保育園」
その瞬間、三人を乗せた車内は北極に瞬間移動したように凍り付いた。
蓮と月川は息をするのすら忘れている。
「えーと。あの、今、な、なんて?」
ようやく正気を取り戻した月川が、必死に笑顔を作りながらバックミラーを覗き込み風人に聞く。
全く予想もしていない展開だった。
勘のいい風人のこと、何か気付いてるとは思ったが、まさか保育園の名前までバレているとは思わなかった。
風人を甘く見過ぎていたのかもしれない。
このままでは蓮が危ない。
アイドル以外に保育士をしているなんて絶対にバレてはいけない。
事務所にバレれば一発アウト。
保育士は即刻辞めさせられることだろう。
風人が低い声で呟いた。
よく聞き取れなかった月川が『えっ?』と聞き返す。
風人は視線を外から蓮にゆっくり移して、はっきりと聞き取り易くもう一度言った。
「よつば、保育園」
その瞬間、三人を乗せた車内は北極に瞬間移動したように凍り付いた。
蓮と月川は息をするのすら忘れている。
「えーと。あの、今、な、なんて?」
ようやく正気を取り戻した月川が、必死に笑顔を作りながらバックミラーを覗き込み風人に聞く。
全く予想もしていない展開だった。
勘のいい風人のこと、何か気付いてるとは思ったが、まさか保育園の名前までバレているとは思わなかった。
風人を甘く見過ぎていたのかもしれない。
このままでは蓮が危ない。
アイドル以外に保育士をしているなんて絶対にバレてはいけない。
事務所にバレれば一発アウト。
保育士は即刻辞めさせられることだろう。

