蓮と風人を乗せた車は真夜中の街を一定の速度で走って行く。
話があると言ったきり、風人は何も言わずに外の景色を見ている。
何か話しかけにくい雰囲気に蓮は困り果てていた。
こんな風人は初めてだ。
「風人さん、どこに行けば…」
車を出したものの行き先が分からない月川が重い空気を破った。
そしてバックミラーで風人の表情を確認する。
窓の外を見ていた風人の横顔はまるで画家が描いたかのように端正で美しく、ため息が出そうになった。
『SONIAはイケメンしかいないわね』
月川は心の中で呟く。
隣の蓮の頼りなさげな表情は、思わずギューッと抱きしめたくなるくらい母性本能がくすぐられる。
と言っても月川は男なので、母性とは違うかもしれない。
が、月川には今の蓮がハムスターのように可愛く見えた。
話があると言ったきり、風人は何も言わずに外の景色を見ている。
何か話しかけにくい雰囲気に蓮は困り果てていた。
こんな風人は初めてだ。
「風人さん、どこに行けば…」
車を出したものの行き先が分からない月川が重い空気を破った。
そしてバックミラーで風人の表情を確認する。
窓の外を見ていた風人の横顔はまるで画家が描いたかのように端正で美しく、ため息が出そうになった。
『SONIAはイケメンしかいないわね』
月川は心の中で呟く。
隣の蓮の頼りなさげな表情は、思わずギューッと抱きしめたくなるくらい母性本能がくすぐられる。
と言っても月川は男なので、母性とは違うかもしれない。
が、月川には今の蓮がハムスターのように可愛く見えた。

