保育士は超アイドル!〜恋していいですか?〜

数枚あったスカートから薄い水色のものを取り出し、鏡の前で合わせてみた。
『いい感じ』
一人で微笑んでいる自分にびっくりする。
何を張り切っているの?
何を期待しているの?
花畑 蜜先生はただの同僚。
しかも自分よりうーんと年下。
これ以上進んではいけない。
でも。
もう一方で、花畑 蜜に『可愛い』と思って欲しい自分がいる。


しばらく鏡の中の自分を見つめた後、笑った。


もう何でもいい。
明日会うのは勤務中ではない。
完全なプライベートだ。
社内恋愛も禁止なんて聞いたことはない。
気付けば自分に都合良く考えていた。


「明日……いい事あるかな」