あなたが、―――。



未紗子さんと結婚したのも、全部、全部。



飛鳥のことを、後悔してるからなんでしょう?



「どした?」



「何でもないよ?」



にっこりと笑って、大哉の唇にキスをする。



だからね、飛鳥は私に頼んだんだ。



「大哉くんを、守って。」って。



私じゃないと、出来ない役目だから。



でもね、―――。



私だってもう、いっぱい、いっぱい。



ねえ、あなたは私が受け止める。



じゃあ、私は??



私はどこに吐き出せば、いいの?




大哉…。



あなたのそばにいるのは、私だよ?




愛しているの、―――。