「近未来少年少女」





『つーか、ユウキの許可なく俺達の仲間って事になっちゃったけど平気か?』

話しの途中でリーダーが確認してきた。


『うん、俺は別に構わないけど……』


カシワギ組だかなんだか知らないけど、あんな奴らと仲良くなれる訳がない。でも………………。


グループとか集団とか、やっぱりどこの世界でも一緒なんだな。

そんな俺の顔付きを見てリーダーが何かを悟った。



『……………おかしいだろ?
夢の国なんて言われてるけど、それは表向きだけ。
人間関係はあっちの世界と何にも変わらねーんだ』


『…………リーダー…』


『人間ってのは結局、同じ思いや苦しみを知った
同士でもみんな仲良くなんて無理なんだよ』


同じ思いや苦しみ。

リーダーの悲しげな顔を見ながら、
俺はその言葉に少しだけ違和感を覚えた。


俺は確かに大人になりたくないと思った。
大人を恨んだりもした。


でもそんな苦しみや傷みというほど俺は……………
………………………………。