「近未来少年少女」





『なんかシラケちまっな。
少し外の空気でも吸いに行こう』


その男が居なくなるとリーダーは普通の顔付きに戻った。


俺はリーダーに連れられてゲームセンターを出た。外に出ても騒がしいのは変わらず、色んな音楽があちこちで流れていた。


『悪かったな、嫌な思いさせて』

七番街の人気がない場所にたどり着くと、真っ先にリーダーが謝ってきた。


『いや、全然平気だけど……』

ってかなんでリーダーが謝るんだ?
別にリーダーのせいじゃないのに。


『さっきの人って……』

聞かずにはいられなかった。



『あいつがカシワギだよ』


‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐カシワギ。
リーダーが気を付けろと言った人物。

なんとなく、そうじゃないかなって思ってたけど……まさか言われたそばから会ってしまうなんて。


リーダーはカシワギという男について少し話し始めた。