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‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ガラッ。
学校に着いて教室のドアを開けると、丁度昼休みの時間で
みんなザワザワと騒いでいた。
『あーやっと来たな』
すぐに近付いてきたのは、さっき電話をかけてきたフク。
俺は自分の席にカバンを置いて周りを見渡すと、みんな昼ごはんの真っ最中だった。
…………………グゥ……。
それを見た瞬間、腹の虫と一緒に今日はクリームパン一個しか食べてない事に気付いた。
やばい、今さら腹減ってきた。
『フク、昼飯食べた?』
『もちろん食べたよ』
フクは満足そうな顔でコーラをゴクゴク飲んでいた。何よりも食べる事が好きなフクに聞いたのが間違いだった。
『なに食ったの?』
『えーと、学食でカツ丼とオムライスとポテトとクレープと………』
指折り数える姿に空腹の俺さえも胃もたれしそうな組み合わせ。しかもそれだけ食ってコーラ飲んでるし。
『あっ!あとプリンも食べた』
『いや、食いすぎだろ!どんな腹してんだよ』
フクの腹をすかさず触るとぷっくり丸くなっていた。その感触が柔らかくて俺はたまにこうして摘まんでいる。
『ちょ、くすぐったいからやめてよっ』
そう言いながら避けた時、フクは思わず飲んでいたコーラをこぼした。



