『今どこにいんの?明日は学校来るんだろ?』
ホッと胸を撫で下ろして、再びベッドへ横になった
『………行かないよ。それよりね……』
『は?行かないってなんでだよ?』
『ユウキ、今から言う事落ち着いて聞いて』
シオリの声のトーンが真面目になった所で、
俺はやっとシオリの話しに耳を傾けた。
『…………なに?』
施設の事?それとも進路の相談?まさか学校辞めるとか言わないよな?色々憶測を並べたけどシオリから出てきた言葉は想像すら出来ない事だった。
『フリーチルドレンにならない?』
………………え?
ドクンドクンと心臓が激しく鼓動する。
『な、なに言ってんの?』
『だってユウキも選ばれてるでしょ?』
選ばれてる………?
『ちょ……ごめん。
話の意味が全然分かんないんだけど…』
『だーからっ!ユウキの所にもメールきたでしょ?それに………』
俺は頭の中で色んな事を思い返していた。確かに最近おかしな事続きだったけどフリーチルドレンって……。
そんな世界が本当にあるって言うのか?
『……それに…なんだよ?』
俺はシオリに聞き返した。
『それに…………
私達には息苦しいよ。そっちの世界は』
‐‐‐‐‐‐‐‐‐プチッ……プープープー………。
そう言うとシオリと繋がる電話が切れてしまった。



