「近未来少年少女」




俺はその後、メグの後ろを黙って付いていった。
その後ろ姿を見ながらある事を訪ねてみた。


『ねぇ、カシワギって何か秘密があるの?』

2人の別れ際の会話はどう考えても不自然すぎる。


『あー馬鹿だからね、あいつは』

馬鹿だからって……答えになってないし。そう言い返そうとした時、メグは空を見上げた。


『本当に、本当に馬鹿よ』

その目は何かを振り返るような遠い目をしていた。


気のせいかな?
メグの顔が切なそうに見えたのは……………。

俺がモヤモヤしてる中でもメグはスタスタと歩く足を止めない。ってかどこに向かってるんだろう。


そんな俺の声が聞こえたみたいにタイミング良く
メグが俺を見る。


『あんたいつまで付いて来るのよ?』

『え……え??』

予想外の言葉に俺は対処出来なかった。


『だ、だってメグが行くわよって言ったから……』

するとメグは“分かってないわね”と言わんばかりの顔をした。


『あれはあんたを助けたの。それともカシワギと2人の方が良かった訳?』

『いや、それは……』

まぁ、俺もメグに謝る目的は果たしたし。

『じゃぁ、俺は……』と自分の家へ帰ろうとした時、メグの言葉が覆い被さる。


『夜になったら迎えに行くから』


え、夜になったらって………どうゆう事?
俺が聞き返す前にメグは足早に立ち去ってしまった