「近未来少年少女」





メグは嘘を付いていない。
きっとこれは真実だ。


『な、なんて?
ミノルは俺の事なんて言ってた!?』

ミノルが全てを話したなら、俺が知りたくて仕方がない事をメグは知ってる。

俺とあいつの関係は一体……………


『なぁ、なにが…………
俺とミノルには何があるんだよ?』

メグの言葉を待たずに、さらに問い続けた。


ミノル以外に全てを知ってるメグ。

“メグミに会いにいけ”
そう言われた意味が少しずつ分かり始めていた。


これで色々聞けば確実に手がかりが掴める。もしかしたら記憶も取り戻すかもしれない。

それなのにメグは俺の気持ちを打ち砕く。


『あたしからは何も話せない』


高鳴っていた熱が行き場を無くしていた。


『な、なんでだよっ!?』

思わず俺は声を荒げた。


『ここで全てを話しても何も解決しないからよ』


……………解決しない?

冷静なメグとは反対に俺の気持ちは熱くなるばかりで、こんなにも近くに手がかりがあるのに。

全てを知る方法が目の前にあるのに…………。