だけど何も思い出せない。
懐かしさは確かにあるのに…………
俺は頭を抱えながらクルッと方向転換した。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐その時、
『……………?』
何かが視界に入って、一瞬固まった。
俺の目に映ったのは、映っているのは…………
1枚の絵。
その絵は入り口のすぐ横の壁に飾られていた。
『っ……!!』
俺はすぐに駆け寄って、食らいつくように絵を見た
【絵】
この世界にとってそれがどういう事なのか、俺は知ってる。ドクンドクンと鼓動が一気に高鳴った。
その絵はしっかりとした額縁に入れられていて、
白い紙に色鉛筆が書かれている。
俺は見た瞬間、すぐに分かった事がある。
この絵………知ってる。
なんで知ってるんだろ?自分でも分からない。
でも知ってるような気がする。



