「近未来少年少女」





“メグミ”

どこに居るのか知らないけど、その人に会わなきゃいけないような気がした。


‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐コンコンっ。
その時、ドアをノックする音が聞こえた。


誰だ、こんな時間に……………

時間は深夜1時過ぎ。まさかまたカシワギだったりして………いや、でも考える時間をやるって言ってたし。


俺は恐る恐る玄関に近付いて、ドアを開けた。



『悪い、寝てたのか?』

ゆっくりと隙間から確認すると、そこにはリーダーが立っていた。


『ううん、寝てないけど……どうしたの?』

カシワギじゃなくてほっとしたけど………
俺はリーダーでも動揺してしまった。


『あれから寝れたみたいだな。顔色が良くなってる』


確かに寝たけど、それからカシワギの縄張りに行ったなんて………い、言えない。


『日が暮れたら俺ん家に来ると思ったのに来なかったから、心配になって見に来たんだよ』


『……ご、ごめん』


リーダーの優しさが今は心苦しい。


『いや、俺の方こそ………今朝は寝起きとはいえ
素っ気なかったかなって。ユウキの立場になったら居ても立ってもいられないよな』


『リーダー……』