そんな様子を見たカシワギは面倒くさそうにため息をついた。
『ったく、しょうがねーな………!
おい、てめぇら少しの間この部屋から出てろ』
カシワギの一言で周りの人達はみんな席を外してくれた。
『これでいいだろ?』
部屋にはカシワギと俺の2人だけになった。
緊張の糸がピーンと張り詰める。
『まったく用心深いねぇ、誰かさんそっくり』
カシワギがテーブルの上の煙草に手を伸ばした瞬間、俺は大きく息をはいて覚悟を決めた。
『カシワギは俺と何を話したいの?』
俺がこの世界に来た日から、何かと色々探ってる事は知ってる。
俺に直接聞きたい事があっても、いつもリーダーが間に入ってくれた。でもリーダーに頼ってばかりもいられない。
するとカシワギは一呼吸置いて衝撃的な言葉を言った。
『ユウキ、俺の仲間になっとけ』
………………………え?な、なに言って………。
『な、なんで……?』
俺は動揺しまくっていた。カシワギの事だから
予想もしない事を言い出すだろうと覚悟はしてたけど………
まさか仲間になれ、なんて言われると思ってなかった。



