「近未来少年少女」






‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐過去。

それじゃ俺とミノルは過去に会ってるって事か?

いつ、どこで?あんなインパクトがある奴、会ってたら絶対忘れないと思うんだけどな………


グルグルと昔を思い出そうとすると、
決まって頭が割れるように痛くなる。

これもこの世界のせいなのか?
それとも……………………ん?


俺が必死で考えてる中、スゥースゥーと寝息のようなものが聞こえてきた。


『ちょっとリーダー、なに寝てんの!』


『俺は息を夜行性なんだよっ………』


リーダーは布団を被り、俺に背中を向けた。

夜行性って………そんな事言われても。


『ユウキも今の内寝とけ。お前寝てないだろ?
目が真っ赤だぞ』

『………』


確かに寝てないけど、こんな時に寝てられないよ。


『これからが大変なんだ。寝れる内に寝とかないと体が持たないぞ?』


『うん……』


『それに、この世界に出口があるって明確になっただけでも、大きな進歩だよ。とにかく今は体を休めて体力を温存しとけ』


リーダーは俺よりずっと大人だ。
ちゃんと先の事まで見据えてる。

きっとこれは始まりに過ぎない。リーダーの言う通り大変なのはこれからだ。