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体育祭の日の早朝。
落ち着かなくて、4時に目が覚めてしまった。
外はまだ日の出前。
水玉のカーテンを開けると、
東の空がうっすら明るく、波打つ海も見えた。
家の前は、片道一車線の道路。
そこを渡って、海へ向かう人影が視界に入った。
暑くなり早朝サーフィンを楽しむ人が増えたが、
4時は早過ぎる。
誰だろうと興味を持って、人影を見た。
白にブルーラインのサーフボード。
金色の髪。
ハマヒルガオの小道を砂浜に向けて歩くのは、夕凪だった。
今日は随分と早い。
日の出前に、海に入ろうとしている姿に驚いた。
彼はサーフパンツ一枚の姿だ。
早朝の海は冷たいから、
ウェットスーツを着た方がいいのにと、心配してしまう。
美しく筋肉のついた裸の背中が、
下り傾斜を付けた砂浜を下りて、見えなくなった。


