涙ドロップス 〜切なさを波に乗せて〜

 


もしかして、私を受け入れてくれたのだろうか?

すっかり諦めてしまったけど、
仲間に入れてくれるのだろうか?



加奈に視線を向けた。


女子バレーも勝ち上がっているので、これから試合がある。


バレーチームの女子と移動しようとしていた加奈は、私に気付いて笑ってくれた。


佐伯さん達と私を見て、頷いてもくれた。



私は途端に嬉しくなる。


やっぱり佐伯さん達と仲間になれたのだと、喜びが湧いてくる。



佐伯さんが、私と腕を組んだ。


前から仲良しだったように、振る舞ってくれる。



「行こう?」

と言ってくれるから、笑顔で頷いた。



準決勝の試合が、急に楽しみになった。


夕凪だけじゃなく、私にも友達が増えたのだと、喜んでいた。