「夕飯の準備してくるね。本、読んでていいからね」
手を振って部屋を出て行った。
ホッとひと安心。
ベットから立ち上がり、本棚の前へ。
ギッシリ詰まってる本棚。
その本棚の横にあるドア。
隣の部屋に続くドアだと思うけど……、
「何なの…これ……」
ドアには南京錠。
前はなかったのに。
どうしてここまで厳重に?
よっぽど見られたくない部屋って事……?
視線を、ドアから本棚に戻した。
難しそうな本ばかり。
頭の良い彼らしい。
する事もないので、とりあえず本を1冊手に取って、ベットに座った。
よその家って、あんまり落ち着かないけど、家にいるよりはマシ。

