戻りたい。 純粋に、四ノ宮くんを想ってたあの頃に。 付き合い始めたばかりの頃に、できる事なら戻りたい。 「小春っ……」 翔くんに腕を掴まれ、現実に引き戻された。 「早く逃げるぞっ!!このままじゃ焼け死ぬっ……」 いつの間にか部屋の中は火が燃え広がり、ベットも燃え上がっていた。 火は勢いよく拡大していく。 このままじゃ家の中が火の海になるのも時間の問題だろう。