「ライターか。物騒な物持ってるな……」



ただ四ノ宮は、
ニヤリと楽しそうに笑った。






「丁度いい。お前の顔、燃やしてあげようっと」



四ノ宮は俺にまたがり、ライターを俺にチラつかせた。






「っ…小春っ!!逃げろっ!?早くここから逃げるんだっ…!!」



自分のピンチだが。
俺は恐怖に怯える小春に向かって叫んだ。






「ここを出たらすぐ警察に助けを求めろっ!?せめて…お前だけでもっ……」


俺はここで命を落とす事になる。




けど小春。
お前だけは、絶対に助かれ……。