小春のそばに駆け寄り、手錠の鎖を思いっきり引っ張ってみたがビクともしない。 「クソっ……」 こうしてる間にも、四ノ宮がここに来るかもしれないのにっ……。 焦りとイライラが募る。 「小春、必ず助けるから……辛抱してな?」 「うん。あ、翔くん……部屋に……2階の、四ノ宮くんの部屋に……彼が私にプレゼントしてくれたヘアピンがあるの、それで」 なるほど、ヘアピンで……。 「わかった。待ってろ」 急いで、四ノ宮の部屋へ。 ずっと前に遊びに来た事はあるから場所は知ってる。