それから2人で彼の家を出てた。
私は支度をするために、一旦家に戻る事にした。
四ノ宮くんも、私の家まで付いてきた。
どうしても一緒に学校行きたいからって…。
「ここで待ってて」
家に着いて、彼には外で待っててもらう事にした。
一応、玄関のカギは開いてた。
靴はある。
兄はまだ家にいるようだった。
どうやら兄はまだ寝てるみたいで、私は物音を立てないようにカバンを手に取り、靴下を履いて家を出た。
家を出ると、四ノ宮くんはスマホを操作していた。
立って携帯をいじってるだけなのに、その姿も…絵になるっていうか…。
ボーっと、彼に見惚れてると、
「あ、用意できた?」
視線に気づいたのか、彼がこっちを見た。
「うん」
「行こうか」
彼は私の手を取り、握った。
しかも、指と指を絡める、恋人繋ぎ…。
「いいよね…?繋いでも」
「あ、うん…」
私は素直に頷いた。
なんだか…、彼のペースに飲まれてるような気がする。

