彼は嬉しそうに、血のソーダを私に飲ませた。 「どう?おいしいでしょ?」 なるべく、味あわないようにした。 口に含んですぐに、飲み込んだ。 全部飲み干した頃には、喉は潤っていた。 けど、口の中には微かに血の味が残っていた。 四ノ宮くんは満足そうに笑いながら、ヒーターを消していった。 ヒーターで部屋を熱くして、喉をカラカラにさせるなんて……。 大胆というか、恐ろしい……。