「とりあえず……私の家に、行こうか」 安全な場所とは言えないけど……。 「小春」 「ん?」 「お前…さっきから手、震えてる」 「あ……」 本当だ。 翔くんに言われて気づいた。 手がすっごく震えてる事。 「私…人を……」 仕方なかった、とはいえ。 人を刺してしまった。 私を……愛してくれた人を……。 「自分を責めるな。とにかく行こう。お前の家」 「……うん…」