「小春が、お前と一緒にいて辛そうな顔してるの…見てわからないのか?」
気づいてたんだ……。
「辛そうな顔?馬鹿な事言うなよ。僕はいつだって小春ちゃんの幸せだけを考えて生きてる。お前に小春ちゃんの何がわかる?」
その言葉は、
重過ぎて、吐き気さえも感じた。
「小春の事を考えてるんだったら……お前、もう少し距離を置いた方が……」
―ドンッ
四ノ宮くんが、ダイニングテーブルを片手で叩いた。
「ゴチャゴチャ言ってんじゃねぇよ。つーか小春ちゃんに馴れ馴れしいんだよっ!?」
次の瞬間。
室内中に、翔くんの悲鳴がこだました。

