「さーて、近いうちに春井を処分しないとな。……さぁ、小春ちゃん。髪の毛を乾かそうか」 私の横に来て、彼は私の肩に巻いてあるバスタオルを手に取った。 指でスーッと髪の毛を触られた。 その瞬間、鳥肌が立った。 「っ……やめて…」 「…ん?」 震えながら、声を絞り出した。 「春井くんを……殺さないでっ……」 本心だった。 彼には何もしないでほしい。 だって彼は何も悪くないんだから。 私を心配してくれた。 いっぱいメールをくれて、元気付けようとしてくれた。