「ど、どうして?春井くんは…ただの友達、だよ?だから」
こんな言い訳、彼には通じない。
「メール、全部拝見したけど……春井がくだらないメールを送るから、それで仕方なく小春ちゃんは返信してたんでしょ?キミは優しいから」
携帯を見つめながら、彼はフッと笑った。
そして、
躊躇なく携帯を真っ二つに折った。
いわゆる、逆ぱか。
携帯が壊された。
何の意味もない、ゴミになった。
「あいつの連絡先が入った、腐った携帯なんかいらない。また新しいの買ってあげる」
ポイっと、不用品になった携帯がゴミ箱に投げ捨てられた。

