お風呂から出て、バスタオルで髪の毛を拭きながらリビングに戻った。 「四ノ宮くん、お風呂空いたよ」 ソファーに座ってる彼にそう呼びかけた。 「……」 「四ノ宮くん?」 反応がない。 俯いたまま、ずっと無言。 「……小春ちゃん」 沈黙の後、やっと発された彼の声は……低いトーン。 怒ってる?